2月6日は大雪の後の寒い夜にもかかわらず、約260名の方が府中のバルトホールに集まり、みんなの熱い気持ちがぎっしり詰まった会になりました!
〇主催者挨拶
「昨年10月末、18回目の立川での地域連続学習会で『署名をやろう』と声が上がり、11月から署名を始めた。〈ぼくたちをなかまはずれにしないで〉と初級部1年生が書いたことばに応えて、『なかまはずれにさせてはならない!』と多くの協力を得て、目標の1万筆を越えて2月6日現在の署名は16,062筆。」との事務局の猪俣京子からの報告に会場がどよめきました。
〇連帯の挨拶
長谷川和男さん(朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会共同代表)と保坂まさひとさん(荒川区議、日朝友好促進東京議員連絡会共同代表)が駆けつけ、「こどもたちを差別なく守っていこう」と暖かい連帯を語ってくれました。
〇リレートーク
都民署名に取り組んだ方たちのリレートークを山田加代子さん(武蔵野市民)、平松ふじ子さん(府中市民)、金明美〈キムミョンミ〉さん(府中市民、保護者)、呉香里〈オヒャンリ〉さん(朝鮮大学生)、皆内マサ子さん(東京母親大会連絡会)。数多くの署名を集めていただいた東京清掃労働組合の方からも発言がありました。
〇都議会議員意見交流ミニシンポジウム
コーディネーターの上村和子(「都議会勉強会」実行委員会、国立市議)は、まず地元の府中市長・立川市長・国立市長から寄せられた心強いメッセージを紹介しました。
都議の皆さんには以下の3点質問についての回答とご意見を伺いました。
①朝鮮学校への補助金復活に向けて都議会でどう取組むか。
②「東京都こども基本条例」に基づき、署名した約500人の朝鮮学校のこどもたちの声を受け とめることについて。
③私立外国人学校のこどもたちの学びのための超党派議連をつくることについて。
ビデオ参加の公明党高倉良生都議・大松あきら都議の発言がまず紹介され、続いて日本共産党和泉なおみ都議、立憲民主党須山たかし都議、グリーンな東京漢人あきこ都議、生活者ネットワーク岩永やす代都議が発言。こどもたちの声を東京都として施策に反映させなければならないこと、そのために都議会でそれぞれの会派で取り組んでいること、超党派議連をつくることにも前向きで参加する姿勢が語られました。
この姿勢を具体的に都政の中で結実させてほしい、朝鮮学校の補助金復活を見守ろうと、2月20日、都議会初日の12時から都議会前で行うアピールへの参加と、小池都知事と都議会議長宛の要請ハガキが上村から参加者に呼びかけられました。(池田 記)