2024年12月23日月曜日

第3回都議会勉強会報告リーフレットができました!

 10月24日に行われた、第3回都議会勉強会の報告リーフレ
ットができました。B5判8ページの小冊子です。約1時間に渡る野村武司さんの講演の要旨を4ページにまとめてあります。また、当日、朝鮮大学校から参加してくれた9人の学生を後日、学校に訪ねて、講演について考えたことを話し合っていただきました。こちらも1ページにまとめました。

 12月22日は実行委員会メンバー13人で都庁に行き、都議会全会派と行政の担当部局に手渡しすることができました。
 リーフレットは、サイト内で閲覧することができますのでご一読ください。

なお、紙のパンフレットをご希望の方は下記アドレスまでメールでご連絡ください。
E-mail:togikaigongbu@gmail.com


2024年12月22日日曜日

第3回都議会勉強会報告

東京都こども基本条例を動かしていくために

 第3回都議会勉強会が10月24日(木)、都議会議事堂第二会議室で開催されました。「東京都こども基本条例」があっても朝鮮学校への補助金は再開されないのはなぜなのか、条例に足りないものは何なのかを考えるため、子どもの人権救済の仕組みつくりの第一人者である野村武司さん(東京経済大学教授・弁護士)にお話を伺いました。当日には82人の参加者が集まり、衆議院選挙の公示期間中のあわただしい中にもかかわらず6人の超党派の都議が会場に駆けつけてくれました。また、朝鮮大学校からは2年生9人が参加してくれました。
 講師の野村武司さんは、制定から3年を経過した「東京都こども基本条例」の課題についてわかりやすく解説、条例を実際に動かしていくために加えたいものとして、以下の3点をあげていました。
①子ども参加の仕組みつくり
②子ども政策を評価し検証する仕組みつくり
③子どもの権利の救済機関の設置
 子どもの権利救済機関の必要性は世界的には当然のことであり、独立性を持って国に政策提言のできる「子どもコミッショナー」が東京都には必要であるとのことでした。講演の終わりには、子どもの意見表明権とは単に意見を言うことではなくて意見を聴かれる子どもの権利であり、子どもたちがあげた声に対して大人が真摯に聴き、その関係性を変化させ理不尽なことを改善していくことが、子どもの権利の本質的な部分だと述べられました。
 今回の勉強会で学んだ、都条例に足りない点や子どもの権利を実現していくための仕組みつくりをより広く伝えていきたいと思います。

「東京の外国人学校考える勉強会」が発足

 公明党の大松あきら都議からは、10月4日の第3回定例会最終日に「東京の外国人学校考える勉強会」が都議会全会派から議員が参加し発足したというご報告がありました。都内の多様な国々の子どもたちが通う外国人学校が成熟した共生社会を構築するための重要な交流拠点となりえるとの問題意識のもと、外国人学校について調査、研究し、外国人学校とそこに通う子どもたちとの交流を通して、共生社会の構築に資する政策提言を行うことを目的としているとのことです。座長を務めるのは大松あきら都議で、主な活動内容として、都内の外国人学校の訪問や有識者、関係者との意見交換などを考えているそうです。
 この『勉強会』を足掛かりとし、都議の皆さんが朝鮮学校をはじめとする外国人学校の子どもたちの声を直接聴き、真摯に受け止めること、そして都に対し、外国にルーツのある子どもたちの最善の利益の保障を求めてしっかりと政策提言していくことが大いに期待されます。


2024年10月7日月曜日

10/24(木) 第3回都議会勉強会を開催します!

  第三回都議会勉強会のお知らせです。今回は、「東京都こども基本条例から3年-これまでの成果と課題」~こどもの人権救済の仕組みづくりを~と題し、東京経済大学現代法学部教授で弁護士の野村武司さんのお話を伺います。
 都条例の施行から3年が経過し、条例の理念に則れば朝鮮学校への補助金支給は再開されていなければなりませんが、実現していません。都条例にはこどもの人権救済の仕組みが明確に示されていません。今回はこどもの人権救済の仕組みという視点から都議の皆さんと一緒に都条例を考えてみたいと思います。
 あまり広い会場ではありませんが、皆さんご参加をお待ちしております。詳細は下記のチラシをご覧ください。参加希望の方は問い合わせ先または下記の問い合わせフォームまでご連絡をお願いいたします。




はがき要請行動と「都民署名」のご報告

1,400通のはがきが都庁に!

 5/30に北とぴあで行われた都民集会で提議された「知事へ送ろう!1000通のはがき大作戦」のご報告です。朝鮮学校への補助金復活とともに、東京都には設置されていない人権救済のしくみをつくること要請するはがき行動は当初は1000枚の予定でしたが、5000枚に増刷し集会後も広く呼びかけを行いました。呼びかけの際には行動の可視化を図るために、投函の様子を撮影して送っていただくこともお願いしました。

 都庁に対しては、はがきは何枚届いているのか・要請に対してどう受け止めているのか・都知事にはどう伝えているのかの3点を問い合わせていましたが、8月末までに約1400通のハガキが都庁に届いていること、担当部署の生活文化スポーツ局私学部私学行政課では一枚一枚に目を通して保管している、知事ははがきが届いていることは認識しているということを確認しました。知事と担当部署には都民の声に真摯に向き合うことを引き続き訴えていきます。
 はがき要請行動の集大成として「都議会勉強会」通信を発行し都議会議員の皆さんや行動に協力していただいた方々にお届けしました。
「都民署名」合計19,191筆を提出
 昨年11月に開始した都民署名は、2/20の第2次集約分の9,408筆を私学行政課に提出し終了する予定でしたが、その後も引き続いて署名用紙が届いています。これを受けてこれまで3回の追加提出を行い、8/27には第5次集約分の163筆分を提出、合計19,191筆を提出しました。併せて都知事あての「朝鮮学校のこどもたちを『なかまはずれ』にしないことを求める要請書」も提出しました。今回の都民署名のお願いは終了しておりますが、今後も皆さんから届いた署名用紙は都庁に提出いたします。
 はがき行動と署名へののご協力ありがとうございました。補助金復活のため今後ともご協力をよろしくお願いいたします。



2024年6月4日火曜日

5.30「都民集会」へのご来場ありがとうございました!

 217人の参加者で会場がいっぱいに!

ーぼくたちをなかまはずれにしないでー「朝鮮学校補助金の復活を求める都民集会」が、北区の北とぴあで行われ、会場に入りきれなかった方も含めて217人がご来場いただき、11人がオンライン配信で視聴しました。会場定員を超える方の参加となり、急きょロビーにソファーを並べてモニター視聴していただくという対応となりました。


第一部は実行委員長福島からの開会挨拶と事務局の猪俣からの現状報告の後、朝鮮学校の卒業生そして保護者でもある宋恵淑さんによる基調講演が「朝鮮学校のこどもたちの『最善の利益』の尊重を!」と題して行われました。オモニ代表として国連・子どもの権利委員会対日審査に参加した経験を持つ宋さんの講演は、子どもの権利条約の4つの一般的原則や都こども基本条例、こども基本法の要点をわかりやすく解説し、国や都の朝鮮学校に対する差別政策の本質が何かを的確に指摘するものでした。この問題が政治的な問題ではなくこどもたちの人権の問題であることを認識して、ともに運動を広めていこうと呼びかけました。基調講演に続き宇都宮健児弁護士のビデオメッセージ、大谷恭子弁護士、作家の渡辺一技さん、フォトジャーナリストの安田菜津紀さん、現代教育行政研究会代表前川喜平さんのメッセージセージが紹介されました。

第二部は学校関係者、北区で市民活動をされている方、朝鮮学校支援団体、政党からは都議会議員と北区、荒川区の区議会議員、ジャーナリスト、それぞれの立場から補助金復活の活動へのメッセージをいただきました。実行委員会を代表して上村和子(国立市議)が集会宣言をが読み上げ、行動提議として「知事へ送ろう!1000通のはがき大作戦」を提案し拍手で承認されました。実行委員会で作成した都知事宛の補助金復活を求めるをハガキにメッセージを添えて集会参加者をはじめとした多くの方に出してもらうというアピール行動です。ハガキは集会当日だけで189通に達しました。会の締めくくりは、いろそら!合唱団、合唱団あす風、在日朝鮮女性合唱団有志による歌声が会場をひとつにまとめました。続いて事務局の長谷川の挨拶により閉会しました。


多くの皆さんの参加を新たな力に変えて、これからも補助金再開を勝ち取る活動を続けて行きます!

※二部でメッセージをいただいた方、登壇していただいた皆さんは次の通りです。
東京朝鮮中高級学校校長・尹太吉(ユンテギル)さん、同校オモニ会会長・朴淳芽(パクスナ)さん、朝鮮大学校2年生・呉香里(オヒャンリ)さん、留学同・金誠明(キムソンミョン)さん。地元北区からはいのちのギャラリー主宰・市原みちえさん。朝鮮学校支援団体からは枝川朝鮮学校支援都民基金共同代表・中村まさ子さん、東京朝鮮第三初級学校とともに歩む会・渡辺千鶴さん、朝鮮学校とともに練馬の会・中川信明さん、第五のなかま会代表・藤野正和さん。政党からは、公明党は大松あきら都議、北区坂口かつや区議・すどうあきお区議・くまき 貞一区議は登壇、荒川区保坂まさひと区議は日朝議連として発言。共産党は曽根はじめ都議・福手ゆう子都議が発言、和泉なおみ都議・原のりこ都議は登壇、立憲民主党は須山たかし都議、赤江なつ北区議が発言、斎藤りえ都議は登壇。グリーンな東京・漢人あきこ都議。フリージャーナリスト常盤辛さんのメッセージを事務局松野が代読。

2024年5月23日木曜日

5/17(土):赤羽駅東口前広場で街宣活動を行いました!

 5月17日、15時から赤羽駅東口前広場で5/30都民集会に向けての情宣活動を行いました。
赤羽は北区では一番大きな繁華街で、土曜の午後ということもあり人出もたくさんありました。また、2022年の9月には同駅埼京線のホームで朝鮮人を標的にした差別落書きのあった場所でもあります。

 参加者の方がそれぞれの立場から集会への参加、都の補助金の復活、朝鮮学校への理解と差別を許してはいけないことなどを訴えました。
横断幕が効果を発揮し通り過ぎる人の多くが目にとめていました。プラカードををかかげたスタンディングや、メッセージボードへの記入なども行いアピールすることができました。集会チラシの受け取りもよく、100部ほど用意した無償化連絡会のパンフレットもすぐになくなってしまいました。声をかけてくれる方、立ち止まって話をじっと聞いてくれる方など好意的な反応や広場に座っていた少年たちと話したりなどもありました。
街頭に出て、直接訴えかける大切さを再認識した1時間でした。

 集会まであと一週間です。
5/30(木)18時半から、北区王子の北とぴあにお集まりください!

2024年5月2日木曜日

5/30(木)18:30:朝鮮学校補助金の復活を求める都民集会

ぼくたちをなかまはずれにしないで!

朝鮮学校補助金の復活を求める都民集会
北区の北とぴあ ペガサスホールで開催します!

 5/30(金)、北区王子の北とぴあでの集まりのご案内です。
2/20に合計18,421筆の署名を都知事に提出、3月都議会では複数の議員による朝鮮学校補助金の復活を求める質問がおこなわれましたが、実現することができませんでした。
 署名活動と3月都議会をふりかえり、補助金復活を実現させるための集会を開きます。
 みなさんのご来場をお待ちしています。共にがんばりましょう!




 

第3回都議会勉強会報告リーフレットができました!

 10月24日に行われた、第3回都議会勉強会の報告リーフレ ットができました。B5判8ページの小冊子です。約1時間に渡る野村武司さんの講演の要旨を4ページにまとめてあります。また、当日、朝鮮大学校から参加してくれた9人の学生を後日、学校に訪ねて、講演について考えたことを話し合って...